タイミーってどうなの?実際に働いてみて分かったメリットとデメリット

タイミーのメリットとデメリット 未分類

2023年の11月〜12月、話題のスキマバイト「タイミー」がどんなものか興味があったので、何度か働いてみました。

今回は、私がタイミーで実際に働いてみて感じたメリット、デメリットをまとめています。

タイミーの利用を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

タイミーとは

タイミーのウェブサイトのスクリーンショット

タイミーとは、2017年に設立されたタイミー株式会社が運営する「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービス。

一人ひとりが人生の可能性を広げられるような「はたらく」のインフラを目指して〜というビジョンを掲げ、時間と場所に制約されない自由な働き方を、タイミーのアプリを通じて提供しています。

国内トップの知名度とユーザー数を誇るタイミー
  1. アプリの利用者が2023年に600万人を突破
  2. 求人案件数、ダウンロード数No.1
  3. 対応エリアは47都道府県全て

最近では、橋本環奈さんが出演するCMでも有名です。

タイミー6つの特徴

  • 好きな時間に最短1時間から働ける
  • 面接や登録会、履歴書なしで働ける
  • レビューで事前に仕事や職場をチェックできる
  • 報酬は仕事が終わったら即ゲットできる
  • さまざまな職種の求人がある
  • 18歳以上なら誰でも利用できる(最高齢は87歳!)

①好きな時間に最短1時間から働ける

たった1時間の求人なんて従来のバイトでは考えらない短時間でも、タイミーならサクッと働けてしまいます。

空き時間を柔軟に有効活用することができます。

②面接や登録会、履歴書なしで働ける

働くまでに時間を要するプロセスをすっ飛ばし、仕事を見つける→申し込みボタンを押すという簡単プロセスで、条件さえ満たしていれば即働けます。

③レビューで事前に仕事や職場をチェックできる

タイミーのお仕事詳細画面のレビュー

気になる仕事に申し込む前に、すでに働いたユーザーのレビューを見て、仕事や職場の雰囲気をチェックすることができます。

マイナスのレビューが散見されたら申し込みを見送るなど、レビュー機能は仕事探しにとても役立ちます。

④報酬は仕事が終わったら即ゲットできる

仕事が終わったら即報酬が得られます。

報酬は登録している銀行口座に手数料なしで即入金できるので、働いた直後に即現金を手にすることができます。

⑤さまざまな職種の求人がある

飲食店をはじめ、いろいろな分野の求人が掲載されているので、自分にあった職種で働くことができます。

タイミーで募集している職種の一例
  • 飲食店
  • スーパー
  • コンビニ
  • オフィスワーク
  • 倉庫作業
  • 引越し
  • イベントスタッフ
  • 配送
  • ホテル・旅館
  • 清掃
  • 介護施設
  • 美容院

⑥18歳以上なら誰でも利用できる(最高齢は87歳!)

タイミーに登録しているシニアの年齢分布(タイミーラボより)

タイミーラボ「タイミーに登録しているシニアの年齢分布」より引用

タイミーは18歳以上からなら誰でも利用できますが、実際に利用しているのは若者だけではありません。

40代、50代、60代以上のシニア層にも数多く利用されており、最高齢はなんと87歳!

仕事内容に記載されている条件さえ満たしていれば、年齢関係なく働くことができます。

タイミー | すぐに働ける単発アルバイトが見つかる求人アプリ

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タイミーの登録から仕事までの流れ

ここではタイミーを登録し、仕事を探してから報酬を得るまでの流れを説明します。

  1. アプリをインストール
  2. 初期設定
  3. 仕事を探す
  4. 仕事に申し込む
  5. 前日確認
  6. 仕事に行く
  7. 報酬の振込申請

①アプリをインストール

まずはアプリをインストールします。

iPhoneはApp store、AndroidはGoogle Playで「タイミー」と検索するか、以下からインストールします。

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②初期設定

タイミーのアイコンをタップしてアプリを起動し、利用前に会員登録を行います。

初期設定や登録する項目はとてもシンプルです。

  1. SMS認証(電話番号を入力し送信)、認証コードを入力
  2. 名前(姓、名)、フリガナ、生年月日、性別を入力
  3. プロフィール画像をアップロード
  4. 本人確認書類を撮影、送信(運転免許証、マイナンバーカードなど)
  5. 働く都道府県を選択

これだけで、仕事を探して申し込む環境が整います。

③仕事を探す

日付ごとに、仕事が一覧表示されます。

タイミーのお仕事一覧画面

職種、報酬額、時間帯、待遇、除外キーワードで絞り込むことができます。

気になる仕事があれば、ハートマークのアイコンをタップすると「おきにいり」に登録しておくことができます。

④仕事に申し込む

働きたい仕事に申し込む前に、

  • 自分に合った業務内容か
  • 勤務条件を満たしているか

よく確認してください。

問題なければ、お仕事詳細画面下部の「申し込みへ進む」ボタンをタップします。

タイミーのお仕事申し込み

画面に表示される手順に従い持ち物、働くための条件、業務に関する書類、キャンセルポリシーを確認し、最後に「申し込み内容確認」ページで最終確認を行います。

確認後、問題なければ「申し込みを確定する」をタップし申し込みを完了させます。

⑤前日確認

お仕事前に、再度内容を確認するため「前日確認」を行います。

アプリの「はたらく」アイコンをタップし、「今後の予定」に「はたらく前の確認事項があります」をタップし、内容をよく確認します。

タイミーの前日確認の流れ

⑥仕事に行く

当日は、企業側が指定した場所に出向き、担当者に挨拶し「タイミーから来ました」と伝えます。

出退勤はアプリのQRコードで管理されているので、出勤時にQRコードでチェックインします。

チェックイン後は、担当者の指示をよく聞いてお仕事をしましょう。

お仕事が終わったら、出勤時と同じQRコードを読み込み、チェックアウト(退勤処理)を行います。

チェックアウト後も数タップの操作で、報酬が確定します。

タイミーの出退勤の流れ

⑦報酬の振込申請

マイページから「引き出す」ボタンをタップし、振込申請を選択します。

口座情報と振込額を確認し、「振込申請」ボタンをタップすると、すぐに登録口座へ入金されます。

銀行口座の登録がまだの場合は「銀行口座情報を編集」から自分の銀行口座を登録しておきましょう。

タイミーで働くメリット

タイミーで働くメリット
  1. アプリで簡単に仕事をゲットできる
  2. 都合がいい時だけ働ける
  3. 短時間でも働ける
  4. 履歴書、面接なし
  5. 年齢不問
  6. 働いたらすぐにお金を手にできる
  7. 難しい作業はない
  8. 色々な職場で働くことができる
  9. 嫌なら二度と行かなくていい
  10. 年収500万円以下でも単発バイトができる

アプリで簡単に仕事をゲットできる

アプリをダウンロードし、名前、生年月日、性別、顔写真画像をUPしたら、すぐに仕事探しができます。

やりたい仕事が見つかたら、申し込みボタンを押すだけ。

就業条件・ルールや労働条件通知書を確認し申し込みを確定すれば、あとは現場に行って働くだけ。

都合がいい時だけ働ける

普通のバイトだと「明日働きたいです!」と言っても、シフトはだいぶ前に決まってるし、他のスタッフが病欠でもしない限り難しいですが、タイミーなら「金欠だから明日働く」なんてことができてしまいます。

一箇所に縛られないので、普通のバイトのように、毎週入らないとシフトに入れてもらえなくなるという心配もありません。

本業の他に副業したいけれど、どんなに頑張っても週2回以上入れなくて採用されない・・・という社会人でも副業バイトが実現できます。

短時間でも働ける

2時間〜など、まさにスキマ時間的な募集もあるので、空き時間にちょっとだけ働くこともできます。

  • 長時間働くと疲れるからちょっとだけ入りたい
  • 数時間だけ空いているから働きたい

こんな普通のバイトでは難しい働き方も、タイミーならできてしまいます。

履歴書、面接なし

面倒な履歴書を書かなくてもいいし、面接もありません。

普通のバイトだと履歴書や経歴の入力、志望動機など様々な項目に入力しないと応募すらできませんが、タイミーは名前、生年月日、性別を入力し、顔写真画像をUPするだけ。

アプリから申し込む→当日働く

これだけ。

タイミーに掲載されている仕事が全部面接なしで働けるなんて、私も最初は驚きました。

年齢不問

申し込み時に年齢でハネられることはありません。

実際に、タイミーは様々な年代の方に利用されています。

私は40代ですが、若い方はもちろん50代、60代、70代の方も働かれていました。

シニア世代でもまだまだ働ける方、働きたいと思っている方にとっても、タイミーはとても便利なアプリです。

働いたらすぐにお金を手にできる

単発バイトでも給料日が翌月の15日だったりして、働いてもすぐに現金を手にすることはできません。

タイミーなら、働いたらすぐにアプリに報酬額が反映されます。

何もしなければ翌月15日に自動的に登録口座に振り込まれますが、好きなタイミングで自分の銀行口座に振り込み手数料無料で入金することができます。

働いた直後に現金を手にすることができるので「明日の飲み会代が欲しい」とか「給料日まであと一週間の生活費が足りない」なんて時に大助かりですよね。

難しい作業はない

指示されるのは初めてでもすぐにできる作業ばかり。

「うまくできなかったらどうしよう」と心配しなくても大丈夫。

仕事の時間内は指示に従って作業していればOK。

基本的に一日しか来ないバイトに難しい作業を振るなど無理な話です。

色々な職場で働くことができる

基本的に一日限りなので、色々な職場にトライすることができます。

色々な場所で働いてみると、自分に合った仕事や職場が見つかる可能性があります。

また気に入った企業があれば、何度か働いて職場の人に覚えてもらい、直接雇用でバイトできないか聞くチャンスもあります。

履歴書も面接なしで、お試しバイト的な使い方ができるのもタイミーのメリットです。

嫌なら二度と行かなくていい

一度働いてみて、合わないと思ったらもう二度と行かなくていいのも、スキマバイト「タイミー」のメリット。

普通のバイトなら「合わなさそうだけど、せっかく採用されたから、もう少し働いて様子見てみるか・・・でも行くのは気が重いな〜」と、すぐに辞めることを躊躇してしまいますが、タイミーなら一度で見限ることができます。

年収500万円以下でも単発バイトができる

ちょっとややこしい話なのですが、実は本業の収入が年収500万円以下の場合、日雇いで単発の仕事をしたいと思っても「メインの仕事の年収が500万円以上なら日雇い派遣可能(労働者派遣法)」という条件から外れるため、派遣登録すらできません。

詳しい説明は省きますが、いわゆる派遣切りを防ぐために「年収が500万円以上なら日雇い派遣可」という条件が定められています。

そのため年収500万円以下の人が単発バイトをしようとすると、思わぬ壁が立ちはだかっています。

タイミーも単発バイトですが、タイミーは人材派遣ではなく「人材紹介」なので、労働者派遣法が適用されないとのこと。

だからタイミーは日雇派遣のような壁はなく、誰でも利用できるので、すごく有り難かったです。

実は私は、タイミーを利用する前に日雇派遣に登録しようとしましたが、年収500万円以下なので登録できませんでした。

年収が低いから副業したいのに、日雇派遣にそんな決まりが出来ていたことを知らなかったのです。

タイミーで働くデメリット

タイミーで働くデメリット
  1. 大都市圏以外は仕事が少ない
  2. いつも仕事があるとは限らない
  3. 同じ企業で稼げる金額に上限がある
  4. 時給は安め
  5. 交通費なしの所もある
  6. 当日急な体調不良を起こすとペナルティがつく
  7. 細かい服装規定がある場合、合わせるのが面倒
  8. 仕事によっては重労働
  9. 毎回場所、人が変わるストレス

大都市圏以外は仕事が少ない

首都圏以外は募集している仕事数が少ないので、ワーカー同士で仕事の取り合いになります。

実際に仕事を得られるのは申し込み順、早い者勝ちなので、人気の仕事はすぐに埋まってしまって、タイミーで働きたくても働けないことも。

いつも仕事があるとは限らない

いつも同じお店が募集しているとは限りません。

繁忙期を過ぎると、仕事自体がかなり少なくなります。

実際、年末はたくさんの募集がありましたが、年が明けると募集が減るか、なくなっています。

週3日は入り、毎月決まった収入を確保したい人は、固定のバイト先を確保した方が安定して収入を得られます。

同じ企業で稼げる金額に上限がある

タイミーでは稼げる額に上限があり、同じ企業での報酬は月78,000円、年間28万円未満までとなっています。

月々の報酬の上限としてはまずまずだと思いますが、同じ企業での報酬が年間で考えると、ちょっと少ないなあと思います。

タイミーで気に入った企業があれば、直接雇用でバイトを募集していないか聞いてみた方が良さそうです。

地域差はあるかと思いますが、タイミーで同じ企業が年間28万円稼げるほどの募集を出しているのかな・・・と疑問に思います。

時給は安め

平均時給は1200円と言われていますが、実際に私が働いた仕事は、時給換算すると1000円ちょい程度でした。

最低時給レベルで決して高いとは言えません。

交通費を出ないところもあるので、交通費分を差し引くと最低時給を割ってしまうことも。

同じスキマバイトアプリ「シェアフル」の方が若干時給は高めのようです。

交通費なしの所もある

交通費が出ても500円、それすらもないところも。

なるべく交通機関を利用しなくても行ける場所を選びたいものですが、そんな所ばかりでもないですよね。

自転車やバイク、車で行く場合、バイト先が駐車スペースを提供していないこともあるので、近隣の有料駐輪場にとめておかないといけません。

私は時給と仕事内容が魅力的でも、交通費がかかり過ぎて「これじゃ何のために働きに行くのかわからん」と申し込みを断念したことがあります。

当日急な体調不良を起こすとペナルティがつく

コロナやインフルエンザに感染すると、急に発熱する時があります。

24時間前を切ってからキャンセルすると、ペナルティポイントがついてしまいます。

ペナルティポイントはキャンセルするタイミングで変わります。

  • 48時間前で+1pt
  • 24時間前で+4pt
  • 12時間前で+5pt
  • 8時間前で+6pt
  • 4時間前で+7pt

タイミーのペナルティポイント

募集している仕事の中には「ペナルティポイントが4ポイント以上ある人は就業できない」など就業を拒否している企業もあり、急な体調不良によるキャンセルは次の応募にも影響します。

急な発熱などの体調不良は誰にでも起こりうるので、職場もタイミーも無理な就業は控えるようアナウンスはしていますが、それでもペナルティポイントはついてしまいます。

タイミーの「どうしたらペナルティポイントが減るの?」によると、ペナルティポイントの減らし方として、お仕事終了後のレビューを投稿すると1ポイント減るとのこと。

ペナルティポイントは仕事後のレビューで減らすことをすすめています。

私は体調が悪かった時、不利にしかならないペナルティポイントがつくのが嫌で、薬を飲んで無理やり働きに行ったことがあります。。

細かい服装規定がある場合、合わせるのが面倒

旅館やホテルなど、場所によっては服装規定が細かく決められています。

例えば

  • 髪をまとめるバンダナ
  • カジュアルすぎない黒いパンツ
  • スニーカー以外の滑りにくい靴
  • 白いシャツ

といった具合で、ない物は自分で準備する必要があります。

手持ちで何とかできればいいのですが、一回行って「もうここは行きたくない」と思うかもしれないし、続けて行くかわからない仕事場のために服装を揃えるかどうか、悩んでしまいます。

目先のお金は一旦置いておき、服装規定を合わせてまで行きたい仕事かどうかは冷静に考えた方が良さそうです。

仕事によっては重労働

軽い仕事かと思っていたら、思いがけず重労働になることもあります。

日によって違うこともあり、楽な日もあればキツい日もあって、他のワーカーさんが働いた後に書いた「マイペースで黙々と仕事できました」などというレビューはアテにならなかったりします。

たくさんのお膳を時間内に運ばなければならなかったり、重たい物を持ったり、寒い冷蔵庫に何度も入ったり、すごい数の卵を混ぜなければならなかったり・・・

スキマバイトだから楽なんてことはないので、心しておいた方がいいでしょう。

毎回場所、人が変わるストレス

タイミーの場合、同じ企業がいつも募集しているとは限りません。

毎回違う環境を楽しめる人はいいですが、場所や人が変わることで「行きたくない」「気が重い」とストレスを感じてしまう人もいると思います。

新しい場所、新しい人と仕事をするのは、それなりにストレスにストレスがあり、それを重荷に感じる人にはタイミーは不向きだと思います。

ただ、それを乗り越えてでもお金が必要なら、たったの数時間我慢すればいいだけなので行くべきだと思います。

タイミーで働くメリットとデメリットまとめ

今回は、私が実際にタイミーで働きに行ってみて分かったメリット、デメリットをまとめました。

タイミーで働くメリット
  1. アプリで簡単に仕事をゲットできる
  2. 都合がいい時だけ働ける
  3. 短時間でも働ける
  4. 履歴書、面接なし
  5. 年齢不問
  6. 働いたらすぐにお金を手にできる
  7. 難しい作業はない
  8. 色々な職場で働くことができる
  9. 嫌なら二度と行かなくていい
  10. 年収500万円以下でも単発バイトができる
タイミーで働くデメリット
  1. 大都市圏以外は仕事が少ない
  2. いつも仕事があるとは限らない
  3. 同じ企業で稼げる金額に上限がある
  4. 時給は安め
  5. 交通費なしの所もある
  6. 当日急な体調不良を起こすとペナルティがつく
  7. 細かい服装規定がある場合、合わせるのが面倒
  8. 仕事によっては重労働
  9. 毎回場所、人が変わるストレス

スキマバイト「タイミー」は幅広い年代、様々な事情を持つ人が働くためのハードルを下げているという点で、今までのバイトにはなかった画期的なサービスです。

デメリットも分かった上で、タイミーをうまく活用していくのが良いと思います。

百聞は一見にしかずです。気になっている人はとりあえずアプリをダウンロードしてみましょう。

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