【口コミ】タイミーってどうなの？？40代会社員の私がやってみた感想

タイミーってどうなの？やってみた感想 未分類

私は平日は9時から18時まで働く40代の会社員です。

2023年の11月〜12月の土日祝日を利用して、実際に「タイミー」で何度か働いてみました。

この記事では、タイミーを利用して体験したこと、感じたことを、良いことも悪いことも全部書いています。

この記事はこんな方にオススメ
  • タイミーに興味はあるけれど利用を迷っている
  • 自分でもできるのか不安がある
  • 実際に利用した人がどんな感じだったのか知りたい

そもそもタイミーとは？

タイミーのウェブサイトのスクリーンショット

タイミーとは、2017年に設立されたタイミー株式会社が運営する「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービス。

一人ひとりが人生の可能性を広げられるような「はたらく」のインフラを目指して〜というビジョンを掲げ、時間と場所に制約されない自由な働き方を、タイミーのアプリを通じて提供しています。

タイミーは登録会や面接なしでスキマ時間にすぐに働けて、働いた直後にすぐお金をゲットできる画期的なサービスで、2023年にはアプリの利用者が600万人を突破しています。

タイミーの特徴

テレビでは、橋本環奈さんが出演するCMがよく流れています。

タイミーはアプリをインストールして利用します。
iPhoneはApp store、AndroidはGoogle Playで「タイミー」と検索するか、以下からインストールします。

タイミー | すぐに働ける単発アルバイトが見つかる求人アプリ

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タイミーってどうなの？〜アプリについて

タイミーのお仕事一覧画面

すごく簡単に仕事にありつける

今までの常識で考えると、バイト探しを始めてから実際に仕事するまでって、ものすごく時間がかかります。

  1. バイトを募集しているweb媒体やフリーペーパーなどで探す
  2. webでエントリー用の書類作成or履歴書を書く・履歴書用の写真を撮る
  3. 応募→書類選考の通過を待つ（不採用なら1に戻る）
  4. 面接に行く
  5. 面接の結果を待つ（不採用なら1に戻る）

採用されるまで、1〜5までを繰り返さないといけません。

タイミーは履歴書不要で面接もないので

仕事を探す→申し込む（仕事が即確定）

働く条件さえ満たしていれば（「飲食店の経験がある」など）、申し込みボタンを押すだけでバイトがゲットできてしまいます。

タイミーをインストールした当初、登録する個人情報が氏名、フリガナ、生年月日、性別、顔写真、本人確認書類だけなので、本当に申し込むだけで仕事ができるのかと怪しんでいましたが…

申し込みボタンを押して仕事をゲットしたら、あとは本当に現場に行って働くだけ…！

今まで固定で入っていた副業バイトのシフトが絞られてしまい、新たな副業バイトを探していた私は、素直にすごいアプリだなと思いました。

首都圏や大都市以外は仕事が少ない

私は首都圏ではないし、大都市にも住んでいないので、仕事の数は決して多いとは言えません。

私が入った年末（11月、12月）は比較的募集している仕事が多かったですし、年始も飲食店系で時給が割増されている応募がありましたが…

2月になってみると、全然仕事がありません。

掲載されているのは美容師や介護系の資格が必要なお仕事とか経験者のみのコンビニとかマクドナルドの仕事ばかりで、去年入っていたお店や旅館の求人は全然募集がありません。

首都圏や大都市圏以外は、元々仕事が少ないうえに、閑散期になると余計に少なくなってしまうので、タイミーで働きたくても働けない・仕事の取り合いになっている状態です。

「働きたい時に働ける」とは言っても、地方都市では働きたくても仕事がないのが現状です。


アプリを見たら常に募集があるという状態ではないので、「ちょっとお金使いすぎたからタイミーでバイトすればいいや」とアテにできる状況ではまだまだないのです。。

屋内で電波弱すぎの楽天モバイルだと出退勤で困る場面が

実際に働く時の話になりますが、タイミーはワーカー自身がアプリからQRコードを読み取ることで、出退勤の管理をしています。

私は楽天モバイルユーザーなのですが、みなさんご存知の通り楽天モバイルって、屋内とか地下の電波が弱いですよね。

楽天モバイルであるが故に、一階でも電波が届かなくて、アプリからQRコードが読み取れないことが何度かありました。

楽天モバイルのプラチナバンド導入が2024年5月からですが、5月になったらいきなり全部の地域で電波が強くなるわけでもなさそうです。

楽天モバイルが完全にプラチナバンド対応するまでは、電波の弱い場所はアプリの修正依頼で対応するしかありません。

タイミーってどうなの？〜仕事について

タイミーから申し込んだ仕事をしてみて感じたことを書いていきます。

評価コメントに真実は書かれていないと思った

タイミーのお仕事詳細画面のレビュー

「店舗の評価や、評価コメントは信用できない」と言う人もいます。

レビュー画面の店舗評価は大体90%を超えています。

96%や97%だと普通、91%だとちょっとヤバい職場かもしれない…という感じで、90%超えてるから大丈夫という判断は下せないのが難しいところ。

レビューの文章には「やさしかった」「楽しかった」という言葉が並んでいますが、実際のバイトでは、指示する人がぶっきらぼうな社員さんだったりして、やっぱり人の当たり外れはあります。

でも真実を書くのはごくごく少数の人。

全くもってこのツイート通りなんです。

まあ多少嫌なことがあっても許容範囲内だし…悪い印象を持たれたり、ブロックされたりしたくないと思うと、お店に忖度したコメントになってしまい、真実は言えなくなるんです。

「優しく教えてくださいました」とか、「楽しく仕事ができました！」というレビューを見たら楽しく働けるバイトを想像してしまうものですが、当然ながら仕事なので、楽しい面ばかりではありません。

常連らしき年配ワーカーさんが社員並みに偉そうで、ところどころ雑な指示に翻弄されたり、また別の職場では初めてやった仕事で「こんなんできて当たり前」と言う社員さんもいました。

現場には人当たりが良くて親切な人もいれば真逆の人もいるので、人の当たり外れはあるかなと思いました。

「ありがとうございました。」の一言だけのレビューは「良いことは書けないけどBad評価を付けられたくないから本音は書けない」という隠れた本音の現れかもしれないので、「ありがとうございました」一言のレビューが多い仕事は要注意かもしれません。

「楽しかった」とか「優しかった」というレビューを読んでも全部鵜呑みにせず、参考程度にしておくのがいいなと思いました。

変なワーカーさんが一緒だと一気に辛くなる

とある飲食店のキッチンスタッフで入った時に一緒に働いたワーカーさんが、いわゆる「変な人」でした。

40代でコミュニケーション能力にだいぶ問題があり、仕事をする場に相応しくない話題を振ることから始まって、会話しても支離滅裂で何を言っているのかわかりません。

社員さんの簡単な作業指示を理解できない、さっき聞いたことをもう一度私が教え直しても度々間違える。

一緒にやっていても分担してもらえる仕事がないし、洗い物ぐらいならできるだろうとお願いしたら、洗い物すら満足にできない人でした。

ペアを組んで仕事をしていても結局私が9割ぐらいやっていて、まあその日限りだからと思って我慢して一緒に仕事をしましたが、正直一緒にやるのがしんどかったです。

思い返してみると、もしかしたら発達障害系の疾患を抱えた人だったのかもしれません。

ちょっと普通の人ではないというのは、その場にいた全員がわかるレベルでした。

面接がないと「どんな人が来るかわからない」から、企業側にとっても、一緒に働くワーカーにとってもリスクがあるなと思いました。

思った以上に心身ともに疲れる

単発バイトは基本的に場所が毎回変わるので、いつも新しい場所で、新しい人と、簡単でも初めての仕事をやることになるので緊張もしているし、終わった後の疲れ方が普段の仕事と全然違います。

毎日同じ会社に通って一つの環境に慣れてしまうと、違う環境に飛び込んだ時のストレスは、心身にダイレクトに来ます。

終わった後はもうグッタリです。

癖のある常連ワーカーさんとか、当たりキツめの人がいたりすると、さらに疲れます。

あと企業からの評価が今後のタイミーでの仕事探しに影響するので、普通の単発バイトにはない緊張感があります。

評価はワーカーが企業側につけるだけでなく、企業側がワーカーに対しても評価をつけます。

自分が働く時間の勤務態度で全ての評価が決まるし、どこで見られているか分からないのもあって、悪い評価がつかないよう常に気を張って仕事をしていました。

楽な仕事ばかりではない

宿泊施設での仕事は、配膳と片付け、洗い物などのお仕事と書いてあったから、普段運動しないのもあって適度に体が動かせてお金も貰えるなんて最高だ！なんて思ってました。

実際にやってみると、50〜60個ぐらいのお膳やお茶、ご飯が入ったおひつを20分ほどで6部屋に運ばないといけなくて、配膳作業が終わるともう汗だく。

お膳の片付けも同じように大変だし、お膳を片付け終わったら次は各部屋のお風呂と洗面所の掃除。

普段から鍛えていないせいで、お風呂洗いを何部屋分もやると、かなり体力を消耗しました。

早朝からたった4時間ほどのバイトでしたが、終わったらクタクタに疲れてしまい、帰宅したら夜まで爆睡。

仕事にもよりますが、スキマバイトを舐めてはいけないと痛感。

余談ですが、逆に暇で時間が経つのが遅すぎて辛かったこともありました。

同じ仕事で入るワーカーさんが多すぎたせいで、作業の取り合い状態に…。

暇すぎて、もう1時間経ったかなと時計を見たら10分しか経ってない時の絶望感といったらもう…精神と時の部屋みたいな状態になるのも結構しんどいものです。

厳しすぎるペナルティポイント…体調不良を隠して出勤

タイミーは急な体調不良でキャンセルするとペナルティポイントがついてしまいます。

お仕事の時間が迫るほどペナルティポイントは高くなり、当日に発熱でもしてしまうと7ポイントもついてしまいます。

タイミーのペナルティポイント

別の日に働いて1ポイント減らせるし、働いた後にレビューを投稿しても1ポイント減らせます。

とはいえ、今後のタイミーでの仕事探しには不利でしかありません。


私はタイミーのお仕事前日にうっかり風邪をひいてしまい、微熱が出ていました。

キャンセルするとペナルティポイントがつくし、直前キャンセル率が0%でなくなるがめちゃくちゃ嫌だったので、本当はよくないですがルルアタックEXで無理やり抑え込んで、気力だけで4時間の仕事を終えました。

ほんとは、ペナルティポイントがついても休むべきなんですけどね…

当日にキャンセルすると6ptとか7ptとかついてしまうのは、すごく厳しいなと思います。

こういう経験をすると、本業の会社の有給休暇って本当にありがたい制度だなとつくづく思います。

タイミーってどうなの？〜報酬について

本当に働いた直後にお金が入ってくる！

タイミーの報酬確定画面


お仕事終了後に勤務先のQRコードを読み取ったら、即報酬が確定しました。

しかもアプリから簡単な操作をするだけで、自分の銀行口座に手数料無料で即入金することができてしまう。

タイミーの報酬確定までの流れ

バイト代が日払いって所があることはあるけれど、銀行振込が一般的になってるので、翌月の給料日に振り込まれるまで待たなくてもいいって、ほんとにすごいと思いました。

「仕事があれば」の話にはなるけれど簡単に働けて、働いたお金がすぐに使えるって「今すぐお金が欲しい！」時にものすごく嬉しいです。

タイミーの仕事を振り返って思うこと

本業以外の場所でもやっていけるかも？自分に自信がついた

本業以外の場所で働いてみると、簡単な作業とはいえ、案外本業以外の場所でもある程度通用する自分を発見したりして、自分にちょっぴり自信がついたりしました。

単発で単純作業だから、何のスキルも身につかないと言われるタイミーですが、何ひとつ得るものがないわけではありません。

毎回違う場所で働くことは、人によっては大きなストレスを伴うことだと思いますが、新しい場所と人への対応力がつくし、これもポータブルスキルの一つかなと思います。

ポータブルスキルとは、専門的な知識やスキル以外の、業種や職種が変わっても持ち運びができる仕事上のスキルのこと。主に、仕事の仕方や人との関わり方の部分を指します。

色んな職場を経験することで、普段は見られない飲食店のキッチンや旅館の内部を知ることができ、自分自身の幅が広がります。

いつもと違う場所で働くことで、普段はあまり見えない本業の有り難みを見出すこともできました。

タイミーの仕事は本業とは違ったしんどさがあるので、正直ここまで書いていて、どちらかというと悪い内容の感想がほとんどなんですが、タイミーをやって良かったと思います。

40代でも気後れせずに働けるからちょっと安心した

タイミーはスマホアプリだし、40代の私より若い世代のワーカーさんの方が多いんじゃないかと思っていました。

実際に仕事に行ってみると、私と同年代の40代だけでなく50代、60代、それ以上の年代と思われるワーカーさんもいたんです。

確かに10代の大学生や20代の若い人が多いことは多いですが、思った以上にシニア世代にも利用されているんだなと驚きました。

お仕事のレビューを見ても、40代以上のワーカーさんのレビューも投稿されているので、年齢が高くてもあまり気にせずに働けるのはとても心強いです。

ただ、明らかに若い人向けのお店だったりすると場違い感がすごいと思うので、自分の年齢に合った仕事かどうかはレビューを書いている年齢層をチェックして、空気を読み間違えない方がいいなと思います。

タイミーで毎月安定した収入を得るのは難しそう

年末からお正月にかけては、地方でも結構仕事はあった方だと思います。

2月になってみるとどうでしょう。タイミーを開くと、首都圏や大都市でない限り、全然仕事がありません。

あっても資格が必要な専門職か、経験者限定のコンビニばかり。

閑散期なんでしょうね…

「副業で毎月3万円は欲しい」という目標がある場合、閑散期はタイミーで全く稼げなくなるので、固定のバイトを持った方がいいだろうなと思います。

正直なところ、今後も積極的に入りたいとは思わない

仕事があれば、すぐに働けてお金をもらえるのはとても便利だと思います。

でも、今後もガンガン利用したいかというと、消極的な自分がいます。

あまり利用したくないと思う理由はこの3つ。

  • 単発だからできる単純労働系の仕事内容だから
  • お金は欲しいけど、本業の傍ら無理をして精神を削りたくない
  • 行く前の憂鬱感がハンパない

①単発だからできる単純労働系の仕事内容だから

未経験でもOKのお仕事だと、単純労働系になりがち。

確かに忙しければ時間が経つのは早いですが、仕事中に時計をチラチラ見てしまい「早く終わらないかな…」と考えてる自分がいます。

最初こそ物珍しさでやってたけれど、時間が過ぎるのをひたすら待ちながらやる仕事って、続けるモチベーションがなかなか出てきません。

②お金は欲しいけど、休暇を減らしてまで働くのは無理

本業でしっかりお給料が出ているかというとそうでもないので、副収入があるに越したことはないんですが…

本業が休みの土日にタイミーをやってると、休暇がなさすぎて精神のどこかがガリガリ削られて行くような…自分にとって良い時間の過ごし方ではないように思えるのです。

私はもともと固定の副業バイトを持っていて、そこで週一回、土曜日に働くのは楽しかったんです。

お客さんも社員のスタッフさんも好きだったし、働くというより楽しい場所に行くという感じだったんですが、タイミーはそうではなかった。

生活の中に小さくても「楽しいこと」がないと、平日の本業を乗り切れません。

土日の休暇を返上してタイミーで働いても、お金と引き換えに自分の大事な部分を無くしていってるような気がします。

本業以外で神経をすり減らす仕事って、できることならあまりしない方がいいなと思っています。

③行く前の憂鬱感がハンパない

タイミーで働く直前って、なぜか憂鬱感がすごいんです。


知らない場所に飛び込む時って、誰しも緊張とか憂鬱感に襲われるもんですが、タイミーで働くたびにそんな気分になっていると、疲れてしまいます。

タイミーで仕事をゲットした時は「よし！やったー！お金！」と嬉しくなるのに、働く前になるとブルーになるって何この矛盾って思いますが。。

慣れの問題かもしれませんが、私はなかなか慣れないので、あの憂鬱感を思い出すと仕事の申し込みを躊躇してしまいます。

まとめ

2023年の11月〜12月の土日祝日を利用して、実際に「タイミー」で働いてみた40代会社員の私が、

タイミーって実際どうなの？と思っている方に

  1. アプリについて
  2. 仕事について
  3. 報酬について
  4. タイミーの仕事を振り返って思うこと

大きく分けて上記4つをまとめました。

かなり長い記事でしたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。

結構本音を書いたので、あまりタイミーを推す内容にはなっていないのですが、個人の正直なイチ意見として参考にしていただければ幸いです。

タイミーは仕事探しから報酬ゲットまでがすごくスピーディーで使い勝手が良いスキマバイトアプリなので、働くことができる人なら一度は経験しておいて損はないと思います。

タイミーのメリット・デメリットについては、こちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみてください。

タイミーってどうなの？実際に働いてみて分かったメリットとデメリット
2023年の11月〜12月、話題のスキマバイト「タイミー」がどんなものか興味があったので、何度か働いてみました。 今回は、私がタイミーで実際に働いてみて感じたメリット、デメリットをまとめています。 タイミーの利用を考えている方は、ぜひ最後ま...
yuruiki.com
2024.02.09

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